医療保険のわかりやすい選び方。60歳払い済みと終身払いはどちらがおトク?トータルコストで考える

医療保険について、ずっとこんな悩みを抱えていました。
 
医療保険って、60歳払い済みとずっと支払いが続く終身払いと、どちらがいいの?
老後にも保険料負担があるのってしんどそうだから、60歳払い済みかな?

 
わたしがいちばん最初に医療保険に加入したのは、27歳のとき。
ちょうど初めての妊娠をした頃です。

それまでは、母が共済に加入してくれていただけで、じぶんで考えたこともありません。

老後まで保険料を支払いたくないなぁと思ったので、あまりよく計算しないまま、最初は60歳払い済みの医療保険に加入しました。

しかし、それから9年が経過した36歳で、60歳払い済み保険を解約し、終身払いの医療保険に乗り換えました。

この記事では、60歳払い済みと終身払いの比較と、医療保険に対するわかりやすい考え方、そして医療保険だけに頼らない家計運営術についてまとめました。

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目次

医療保険はトータルコストで考える

保険証券

60歳払い済み保険は、60歳までに保険料を払い終えるけれど、保障は一生涯続くという保険です。

わたし自身、若くて収入があるうちに保険料の支払いが終わるため、収入がなくなる老後に、保険料負担がなくなるのが魅力的だと思っていました。
 
終身払いの保険は、保険料を加入している限り、一生負担し続けることになります。
収入が途絶えたあとも、保険料の負担は続きますよね。

わたしは、ここが終身払いのデメリットだと思っていたので、60歳払い済みの保険のほうがメリットが高いと思っていたんです。

ですが、保険の見直しをしたときに、きちんと計算をしてみたら、そうではないということがわかったんです。

60歳払い済み保険と終身払いの比較

わたし自身の年齢で比較してみますね。

・比較保険
オリックス生命の医療保険 キュアより

●60歳払い済み
1入院60日/日額5,000円
月払い:3,186円
保険料払い込み総額
60歳:91万7,568円
 
●終身払い
1入院60日/日額5,000円
月払い:1,852円
保険料払い込み総額
60歳:53万3,376円
80歳:97万7,856円

終身払いは、わかりやすい比較のため、60歳と80歳時点での保険料払い込み総額を出してみました。

この比較からわかるのは、60歳払い済みの場合、保障は一生涯かもしれないけれど、バッサリ言えば、おおむね80歳前後までの保険料を60歳までに払い込んでいるだけということ。

老後に病気になることがわかっているなら、60歳払い済み保険のメリットはとても大きいものになるでしょう。

でも、そうではないために、見過ごせないほど割高なコストだと感じてしまうのです。

医療保険がコスト高な理由

どうして60歳払い済み保険は、コストが高いと感じるのか。

シンプルにいえば、加入時点で、病気になって入院すると確定していないにも関わらず、80歳までの保険料を60歳までに徴収される仕組みだからです。

もちろん、その不安や心配に備えるのが保険です。
しかし、そうならなかった場合のことを考えるとコストが高い・・・

果たして、そこを考えずに単純に加入しておけば安心なのか?ということです。

わたしは、加入したときにここまで考えることができませんでした。
60歳払い済みだと、老後がラクですよ!・・・そんなフレーズに、魅力を感じたわけです。

でも、実際にトータルコストを比較したときに、どっちにしても同じくらいの保険料を払うのであれば、同じ保障でも「いま」安くできる方法を選択し、平行して貯金をすればいいやって思ったんです。

いま必要ではない保障に対してお金を払うよりも、必要な保障は得つつ、貯金でも対応できるようにしていく。

こうすることで、家計もしっかりとしてきますし、何よりムダな保険料を払う期間を減らせます。

ファイナンシャルプランナーの勉強をしていくうちに、保険は、不安を補うために入るのではなく、家計やライフプランを考えながら、必要な期間・必要な金額分だけ加入するというのが正しい考え方だと感じるようになりました。

だとするならば、保障が不要になった時点でやめるという選択を取れるよう、できるだけ「現時点で」安いものを選んでおくと、不要な費用は抑えられるということです。

実際に60歳払い済み保険で支払った保険料は?

参考になるかもしれないので、わたしが加入していた60歳払い済み保険のトータルコストを計算してみます。

●1入院につき120日(通算1,000日)
1日につき8,000円(手術特約あり)
先進医療特約はナシ
年払いで約4万300円
27歳から60歳までの支払い総額
132万9,900円

 
少し手厚い保険だったので、かなりの金額になる予定でした。
実際に支払った保険料は、9年間で36万2,700円です。
 
出産以外で入院していないので、医療保険を使うことはありませんでした・・・

乗り換え後の保険料は?

次に、実際に乗り換えた保険について、どうなるかを計算してみます。

●1入院につき60日(通算約1,000日)
1日につき5,000円(手術特約あり)
年払いで約2万400円
36歳から60歳までの支払い総額
48万9,600円
36歳から80歳までの支払い総額
89万7,600円

保障額を減らした分もあって、節約効果はおおきなものとなりました。
80歳まで加入していたとしても、もともと加入していたものよりも安くなります。

保障を減らせば、そりゃ安くなるだろう・・・と思った方もいるかもしれません。

わたしが保障を減らしたのは、前述したとおり、家計やライフプランからの判断です。

家計運営がうまくいき、ライフプランに沿って考えていけば、保障を減らして節約できるようになります。
もう1度いいますが、保険は、必要なときに、必要な金額分ほど加入すればいいのです。

医療保険は貯金が増えれば不要!コスト削減を徹底せよ!

コツコツ貯金

医療保険がいらないという論調もありますが、わたしは、収入や家族の有無、またライフプランによって重要度が変わってくるだけで、不要とまでは言い切れないと思っています。

いままさに入院したとして、あなたの家計は大丈夫でしょうか。
保険があることで、助けられることもあると思いますよ。

でも、病気をしなければ医療保険のお世話になることはないのです。
そうなると、保険は不要。
だけど、一生涯病気にならないといった保障も、どこにもありません。

最低限「保険」で備えつつ、「貯金」でも備える。
貯金は、最高で最強の保険になる!

コストの高い医療保険に頼るだけではなく、貯金づくりをしながら、不測の事態に備えるようにしていきましょう。

貯金があれば、医療費の支払いもできます。
病気にならなければ、そのままじぶんのために使うことができます。

高い保険に入っていると感じたら、保険の見直しなどをしてみてください。
減額をしたり、あるいは貯金がすでにあるために、保険は不要という結論が出せるかもしれません。

保険相談窓口で話を聞くだけでも、答えが見つかるときがありますよ。

保険のビュッフェで保険相談。評判は?口コミは?どんな内容なの?気になる無料相談の流れを徹底解説しました

医療保険はコストが高い。
ならば、そのコストを削減して最小限に抑えつつ、浮いたお金は貯金をしていく。

これが、保険いらずの強くなれる家計運営術です。

保険に頼りすぎず、ほどほどにアテにしながら、貯金という保険づくりをしっかりとしていきましょう!

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