老後破産を回避せよ!老後破産予備軍にならないためのすぐにできる3つの家計防衛術

年金手帳とお金

老後破産予備軍って、ご存知ですか?
いま40~50代に、老後破産のリスクが高い方が増えているそうです。

それはなぜかというと、これまでの黄金シナリオが崩れているところに、老後を迎える世代だから。

新卒で入社して順調に昇給し、無事に定年を迎えて、退職金を数千万円もらう。
老後は、残った退職金と年金で、悠々自適な老後を送る。

これまでのこうした黄金シナリオがなくなっている現代。
昔のように、年金を100%あてにして生活するなんて、考えられません。

そして、いまの20・30代は、さらに厳しい世代になっていくんじゃないでしょうか。
老後に向けて、時代に沿った資産づくりをする重要性が高くなってきていると感じています。

時代に沿った???と言われても、いまからできることなんてあるの?と心配になりますが、決して、40・50代からはじめても遅くはありません。

かといって、長い時間悩んでいるヒマもありません。
気づいたらすぐに取りかかりましょう。

この記事では、老後破産を回避するために、すぐにできる3つの家計防衛術を紹介しています。

老後に必要なお金を知る。

老後にかかる生活費が具体的に掲載されているページがあります。

総務省統計局|家計調査報告(家計収支編)―平成26年(2014年)平均速報結果の概況―

こちらを詳しくみてみましょう。

夫65歳と妻60歳の夫婦世帯
年金収入(その他含む):20万7,000円
非消費支出(税金、社会保険等):2万9,000円
消費支出(食費、生活費、娯楽費等):23万9,000円
差額:-6万1,000円

毎月6万円の赤字が出ているということ。
この赤字分は、退職金や貯蓄から取り崩していることになります。

いまの50代以下のかたは、年金の支給は65歳からになります。

60歳定年の場合は、65歳まで上記で示した「支出部分の合計26万8,000円」を全額貯蓄からまかなう必要があるのです。

60歳から65歳まで+65歳から86歳まで。

平均寿命の86歳まで元気でいられることと過程して、いくら預貯金で準備する必要性があるのか計算してみます。
 
60歳-65歳
26万8,000円×12ヶ月×5年間=1,608万円
 
年金受給開始-86歳まで
6万1,000円×12ヶ月×21年間=1,537万円
 
合計:3,145万円
 
3,000万円もの預貯金が必要という結果が出てしまいました。

退職金がウン千万出ていた時代ならどうとでもなったかもしれない。
ですが、いまの時代に生きるわたしたちには、少し(というかかなり)厳しい結果となってしまいました。

老後破産を回避するためにできること。

老後破産を回避するためにできることは3つあると前述しました。
1つずつ見ていきます。

大前提として、支出を増やしすぎないこと

いくら収入がたくさんあっても、いくらたくさん備えていても、生活コストが高ければ、お金はあっという間になくなってしまいます。

なるべく、不要な支出は抑え、必要なものにはたっぷりお金が掛けられる生活をしたいですよね。

老後破産まっしぐらな家計になっていないかどうか、すぐにチェックしてみましょう。

  • 60歳過ぎても住宅ローンの返済がある。
  • いまの生活水準がかなり高い。
  • お金のかかる趣味がある。
  • 貯金がゼロ。
  • スマホ料金の調査をしたことがない。
  • 医療保険の見直しなんて不要だと思っている。
  • 退職金があればなんとかなると思っている。
  • 生命保険料だけで月5万円以上支払っている。
  • 不動産などを持っていない。
  • 老後に移住や旅行を計画している。
  • 投資で得られるような不労所得がない。
  • そもそもここを読んでもピンときていない。

 
老後破産っていやな言葉ですよね。
そのためにも、常日頃から、家計の支出に目を向けて、節約を心がけることが大事です。

節約なんてめんどう……。
結局時間ばかり掛かって効果があがらない……。

そういう印象を持たれる方もいるかもしれません。

わたしがこのサイト上で何度も何度も「固定費の削減をするといいよ」と伝えているのは、こうした時間の掛かる節約をしなくても良いからなんです。

節約にも種類があります。
時間が掛からない節約方法を導入して、しっかりと生活コストを落としていきましょう!

新生活から始める貯金生活のための準備リスト。今年こそ貯金体質になって100万円を貯めてみよう

2017.03.07

投資信託で投資を始める

30、40代におすすめなのが、投資信託です。

わたし自身、これまで投資信託なんて儲からないんじゃないの?って思っていました。

もちろん、がっつりがっぽり儲かる!なんてことはないのですが、定期預金に入れているよりも増えています。

投資初心者が少額から始める資産形成術。長期投資で1,000万円超えの資産づくりを実践する方法

2016.04.06

投資について学びたいなら、こちらの本がおすすめです。
とってもわかりやすいので、わたしは保存版として、手元に置いています。

若いうちに投資信託で長期投資をするメリットとは。老後までに3,000万円をめざすほったらかし運用術

2017.03.09

個人型確定拠出年金(iDeCo)で老後のお金を増やす

専業主婦も加入できるようになった、個人型確定拠出年金、通称iDeCo(イデコ)ですが、これはやらなければもったいない!

その理由は、全額所得控除になり、大きな節税効果が見込めるからです。

課税所得が400万円の会社員
掛け金の月額 2万3,000円×12ヶ月=年間27万6,000円
1年間で、約8万2800円の節税!

数字を見ると、びっくりしますよね!
もっと詳しく知りたい方は、1冊ほど本を読んでみましょう!

こちらの本がわかりやすくておすすめです。


誰も教えてくれなかった! 「確定拠出年金」利回り20%の投資法

個人型確定拠出年金だけではなく、家計にも備えをしよう!ということが書かれているので、家計から投資のことまで、じっくりと考えながら1つの道筋を決められる本ですよ!

素敵な老後生活を送るために、いまできること

のんびりとした老後

老後破産ってほんとうにネガティブな言葉ですよね……。
できることはこれまでに挙げた3点。

  • 生活コストを下げる
  • 若いうちから投資信託等でお金を運用する
  • 個人型確定拠出年金で老後に使えるお金を増やす

 
老後への備えを若いうちからやっておくことで、老後だけではなく、いまの暮らしもどんどんラクになっていきます。

それはどうしてかというと、生活コストを意識することで、ムダがそぎ落とされ、貯金が増やせるようになるからです。

生活コストを下げることは、お金を運用するチカラがつくということ

まずはコスト削減から取り組み、浮いたお金で、投資信託や個人型確定拠出年金をはじめる。
こうして、老後の生活をよりしっかりとしたものにしてきたいものですね!

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ABOUTこの記事をかいた人

小松ゆみ(ゆみちん)

1980年生まれ。結婚・妊娠を機に家計管理を研究しはじめた元・浪費家。山口県出身、千葉在住の家計管理&片付けブロガー。「お金と部屋はリンクしている」ことに気づいてから、家計と部屋の整理術の研究をしています。 ファイナンシャルプランナー3級と整理収納アドバイザー1級を取得。