貯金額マイナスからのスタート。貯金1000万円までの道のり

わが家は結婚して11年目の家庭です。
娘が2人います。

2017年3月現在、貯金は、1,000万円を超えました。

スタートは、結婚前の「借金まみれでマイナス」からです。
歴史をすこし振り返ってみます。

目次

結婚が決まって250万円を貯めました

結婚を決めて、夫とふたり協力して1年間で250万円を貯めました。

結婚を決めた頃、わたしに車のローンとショッピングローンがありました。
総額150万円。
むしろ、マイナスからのスタートです。

それをさっさと返済するため、結婚資金のためだけに毎日働きました。

少しずつ借金が減り、貯金が増えていく通帳を見ているだけでワクワクしている時期です。

このときに、マイナスからのスタートでも、貯金ができたら最強!という感覚を持ったのです。

それは、住宅を購入したときにも生かされています。

持ち家は貯金ができないなんてウソ!住宅ローンを抱えながら貯金ができる家計にするコツ

お金を掛けなくても楽しい暮らしができると気づいた新婚生活

結婚式は、比較的地味に執り行いました。
といっても、わたしたちにとっては豪華なパーティです。

それは、見た目や掛けたお金が豪華だったわけではありません。

本当にお祝いをしてほしい人、わたしたち夫婦がお礼をしたい方たちだけを招いて行ったパーティだったので、豪華だったんです。

レストランを借り切って、ごく親しい友人と親族を招いてパーティをしました。

お祝儀制ではなく会費制にして、「てづくり」にこだわったのがよかったのか、それなりにきちんとしたものをしましたが、50万円程度でした。

社宅制度を攻略しよう

新居はアパートを借りました。
ありがたいことに社宅(借り上げ社宅)にしてもらえるので、入居するときに掛かるお金は手数料のみです。

夫の会社の福利厚生制度を徹底的に攻略し、じぶんたちにとってメリットの出るアパートを借りました。

個人的な理由で退去するときには、会社に敷金・礼金分を返金しなければいけないのですが、そうでなければ返金は不要。

結婚を理由にアパートを借りるときも、敷金・礼金分は不要と言われたので、長く住めそうなアパートを時間を掛けて探したのです。

とても良いアパートで、子どもが生まれてもそのまま暮らせると思っていたのですが、残念ながらたったの1年で転勤となりました……。

家具・家電代がいちばんお金が掛かりました

お互い実家住まいだったため、家具・家電を全部揃えたので、こちらに掛かったお金は80万円ほど。

いま思えばもっと安くできたなあと、後悔している部分です……。
実家住みが長いと、じぶんにとってどんな家電が必要かわからないものですね。

結婚前の調査、大事ですよ!

新婚旅行は台湾激安グルメツアー

新婚旅行は、激安台湾グルメツアーで、ふたりあわせて20万円くらいでした。

会社の制度では、新婚旅行のために1週間ほど休みが取れたのですが、わたしたちが取ったのは4日だけ。
その間に、台湾にいったんです。

台湾にした理由は、日本から近くて、ご飯がおいしそう!というのがいちばんの理由ですね。

まわりの新婚さんたちが、ヨーロッパやアメリカ、ハワイやオーストラリアなどで豪華な旅行をするなか、わたしたちはあまり海外に興味がないので、近いところに行ってみることにしたのです。

でも、これが大正解。
台湾は最高によかったですよ!
ご飯がおいしい!!

ここで言いたいのは、まわりに流されることなく、じぶんたちが感じるままに行動をすることが大事だということです。

意外と人というのはまわりに流されています。

本当にじぶんにとって必要なことかどうか、しっかり考えるようにするクセを身につけておきたいものですね。

浪費する生活へ再転落!?DINKSなのに、お金がない!!

結婚にお金を掛けなかったので、結婚当時のふたりの貯金が150万円くらい残っていたと思います。

結婚後、パートだけれども1年間ほど共働きしてました。
つつましく生活してきたつもりなのですが、貯金が増えることはありませんでした。

むしろ、減るいっぽうだったのです。

なぜ??
パソコンを2台も新調したから?
結婚1年を記念して、沖縄旅行に行ったからかしら??
オーディオを買い替えたから???

……いま思えば、すべては無計画だったことに尽きます(苦笑)

家計簿なんて全然つけていなかったので、ジツは、この頃の詳細がまったくつかめないんです。

把握していない、支出に意識が向いていない生活をすると、あっと言う間に貯まらない生活に逆戻りです。

転勤はピンチではない!むしろチャンスだった

そんな状態のなか、結婚2年目で転勤が決まったときは、かなり焦りました。
転勤にもお金が掛かったので、気づけば、貯金額は80万円程度にまで減っていたのです。

原因は上にも述べたように、なにも把握していないことです。

節約なんてそんなにしていなかったし、貯金もしていませんでした。
家計の予算も立てずに、残ったら貯金しようかな……という程度の貯金意識です。
貯まるハズはありません。

このときのわたしは、「もう80万円しかない!」と感じたんです。

貯金にめざめる前のわたしだったら、「まだ80万円もある♪」と思ったでしょう。
でも、貯金にめざめてしまったら、そうは思えません。

もちろん、もうお金がない!と思う理由は、貯金にめざめたからという理由だけではありません。

祖父の葬儀でわかった、本当に必要な貯金額

葬儀

結婚してすぐの頃の話になりますが、祖父が病気で亡くなりました。
そのときに、一括で葬儀代金を払わなければいけなくなったんです。

保険に入っていても、葬儀の支払いにはどうがんばっても間に合いません。
基本的には現金払いになりますから。

保険金の受け取りにはいろいろな書類や実印が必要です。
でも、すでにわたしの父も他界しており、当時、書類や印鑑の関係で、だれも相続できる状態にありませんでした。

それで、葬儀代金をわたしたち夫婦が立て替えて支払いました。
その金額が、80万円です。

そのときに思ったんです。

100万円くらいのお金って、あっという間になくなっちゃうんだなって。
そして、そのくらいのお金って、いつでも必要になってしまうのかもしれないなって。

それ以来、100万円という金額が、わたしの貯金意識のなかに「あると安心できる基準金額」に根付いてしまっているのです。

だから、貯金額80万円は危機を感じるレベルだったというわけです。

1年間で100万円が貯まる生活の始まり

また100万円以下の貯金に追い込まれてしまったわたしは、そこから家計を徹底的に見直し、節約するようになりました。

あらゆる方法を取り入れてきましたが、効果があがったのは、固定費をあげないことでした。

家計の見直しポイントは固定費から!収入の10%を貯めるために固定費の具体的な見直し術を紹介

貯まる生活が身につくと貯金額は加速する

家計を見直して節約を取り入れた初年度に、1年間で100万円以上の貯金ができました。
いまでは、それがあたりまえになっています。

このときは、じぶんのなかで、劇的な変化がおこってしまった感覚を持ちました。
貯金への意識、お金への意識がガラリと変わったのです。

気づけば、ひとつの目標にしていた300万円を達成することができていました。
それが、2008年頃のできごとなので、結婚3年目で300万円の貯金ができたことになります。

このときから8年が経った2017年、いまの資産額は、1,000万円を超えました。

スタートから、増えたり減ったりしながらも、わたしは追い込まれることで、貯金へのステップアップをしているようです。

試行錯誤することが大事。じぶん流貯金術を身につけるメリット

いまは、じぶんの貯金術に自信がついているので、追い込まれてステップアップということは少なくなってきました。

しかし、しっかりと支出を意識していないとムダは増えてくるし、貯金へつながらない日々になってしまう危機感を持っています。

ですが、わたしの場合、いつもムリはしていないんです。
もともとムリができる性格ではありません(笑)

ただ、いくら貯金があったらいいなぁと考えて、それを達成できるようにいろんな貯金術を取り入れて、たのしみながら続けているだけです。

1ヶ月の生活費予算を5週間でやりくりしてお金を貯める方法。

転勤してから腰を据えて貯金に取り組んで、コツコツと気長にやってきた結果が950万円です。

途中で、車も現金一括で買い替えました。
中古マンションも購入しました。

いまは、貯金に投資にとあれこれ取り入れて増やすことにも力を入れています。

投資初心者が少額から始める資産形成術。長期投資で1,000万円超えの資産づくりを実践する方法

お金を貯める方法って、世の中にたくさんありますよね。
どれを取り入れていいのか迷うくらいです。

11年も貯金生活を続けてきたわたしが言えることがあるとすれば、

とにかくいろんなことを試して、じぶんのなかに落とし込んでいく

それだけです。

お金を貯められない人に多いのは、どうやって貯めたらいいかわからない、というポジションから行動しようとしないこと。

このやり方はじぶんには合わない気がする……
この方法はじぶんには無理だ……

とにかくやってみよう!という気持ちを持ってないことにもあるのではないでしょうか。

本気でお金が貯めたいなら、とにかくなんでもやってみるべき。

わたしはそう考えています。

貯金を成功させたいなら、本気になりなさい。100万円の貯金を達成させるためにやるべきこと

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