生命保険の見直し。具体的な保険相談と見直し内容や手順・判断基準を公開します。

無料の保険相談を活用しています。
3年に1回くらいは利用しているのですが、今回で4度目の相談です。
 
保険相談は、1度の相談で、2〜3回は面談することになりますので、トータルの相談回数は10回を超えますね……。
 
4度目になる今回の保険相談は、全般的な保険の乗り換えについて相談しました。
それに追加して、自営業になったわたし(妻)の貯蓄型の生命保険と、夫婦のがん保険についても出してもらいました。

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目次

資産づくりに採用!米ドル建ての終身保険

ジブラルタ

*相談内容
開業して収入も増えたので、生命保険を追加したい。
できれば、掛け捨てではなく500万円くらいの貯蓄型で。
毎月の収入から振り分けたいので、全期前納ではなく年払いでやりたい。
 
*提案されたもの
米国ドル建てリタイアメントインカム|ジブラルタ生命
※現在は販売を停止しています。
 
*保険内容
55歳満期。
死亡保障・高度障害で66,000ドル
年間支払い保険料は為替レートで変わるが、おおむね年間70万円前後。

満期時は、一括で受け取るか、年金形式で毎月受け取ることも可能。
年金形式の場合、月額660ドルを20年間受け取れる。
受け取りは、円でもドルでもOKなので、受け取り時の為替レートで決めることができる。
 
また、保険料の払い込みは、年に1度好きなタイミングでできる。(円高がきたら、とか。)
 
*提案理由
ドル建てなので、為替の影響を受けやすいが、円建てより利率が高い。
すでに円建ての終身保険、円預金は持っているので、資産を分散させるためにドル建て資産を持ってもいいのでは?
 
年金受け取り式にもできるので、老後への資産形成にもおすすめ。
 
*契約した理由
これまでドル建ての資産を検討したことがなかったので、おもしろいなと思いました。
FXや外貨預金との比較もしたが、リスクは低そう。
 
為替レートには影響を受けるが、そろそろ30代も後半になってきたので、老後の資産形成に使ってみることにした。
 
*ひと言
投資性の強い商品なので、理解できないときは契約はすすめません。ある程度、投資をしたことがある方向け。
 
こういう保険を提案されたときは、じぶんがほしい保障は何なのかをしっかり把握しておかなければいけないな、と再確認しました。

使わなければ戻ってくる、がん診断保険R

がん診断保険R

*相談内容
訪問員さんご自身が、医療保険ではなくがん保険を重視しているとの理由で、見積もりだけ持ってきていただいた。
また、わが家が貯蓄重視なので、健康還付特則がついたものを持ってこられた。
 
*提案されたもの
がん診断保険R|東京海上日動あんしん生命
 
*保険内容
終身保障、終身払い。
保険料は、夫月額:3,990円、妻月額:3,360円
保険料は生涯変わらない。
 
掛け捨てではないタイプのがん保険。
使わなければ、70歳までに支払った保険料(主契約部分のみ)と同額が戻ってくる。
使用していても、差額は戻される仕組み。
解約返戻金もある。
 
上皮内新生物は、1回のみ100万円。
悪性新生物に関しては1回100万円だが、2年経過して再度がんと診断され、入院すると100万円。
保険料はがんと診断されても免除されず、継続する。

*加入をする理由
保険を使わなければ、全額返ってくる仕組みであるなら、自営業(妻)の保険対策としてもいいのではないか。
 
会社員なら、福利厚生や団体保険などで対応できるので夫は加入しない。(そもそも夫の保険料が高い。)
 
また、現金で貯めていたほうがインフレに強いという意見もあるが、そもそもがんの保障を検討している、という前提を忘れてはいけない。
 
がん保険の良いところは、最近のものは条件はあるものの、複数回、診断給付金が支給されるというところ。
がんの再発や転移をしてしまうと、貯蓄だけでは太刀打ちできない。
 
保険料が掛け捨てのものより割高になるというデメリットもあるが、掛け捨てはまったく戻ってこないので、致命的なデメリットとは感じられない。

また、解約返戻金もあるので、解約時や死亡時には、6割程度保険金が戻ってくる。
 
この保険の場合、がんになってもならなくても、70歳で解約を前提に掛けていく。
 
*ひと言
がん保険で損得を考えると、がんになるのか、ならないのかを決めなければいけないので、答えは出ないなと感じました。
 
がんに備えたいのか、備えたくないのか、がポイントです。
 
わたし自身は、できるだけお金は残していきたい派。
掛け捨てでムダにするより、使わなければ返ってくるという仕組みは魅力的でした。

60歳払いから終身払いへ医療保険を乗り換え。

メットライフアリコ

*相談内容
医療保険を60歳払い済みで契約しているが、先進医療特約がついていないタイプ。
また、貯金ができればいずれ解約したいと思っているので、終身払いにして、できるだけ安いところに乗り換えたい。
 
*提案されたもの
新終身医療保険Flexi(フレキシィ)|メットライフアリコ
 
*保険内容
終身保障、終身払い。
保険料は、夫月額:1,854円、妻月額:1,697円
 
入院日額:5,000円
手術給付金:10万円、外来手術:2.5万円
放射線治療給付金:10万円
骨髄ドナー給付金:5万円
先進医療特約:2,000万円
 
*加入した理由
提案されたなかで、いちばん安かったから。
 
*ひと言
医療保険は、オマケのような感覚です。
絶対に回収できないタイプの保険なので、欲しい保障を安く提供してくれるところで契約できればOKと考えています。

日々新しい保険も出ているので、見直し前提に終身払いにして、保険料を安く抑えました。

保険相談を終えて。

今回も有意義な相談となりました。
 
保険相談を最大限活用する方法は、わからないこと・納得できていないことは徹底的に聞くことです。
 
金銭面で不安があったり、家計に心配が出てくるようなら、そのこともきちんと伝えましょう。
保険に詳しいプロですが、お金に強いことには間違いありません。
 
お金の相談、疑問、不安などもどんどんぶつけて質問してみましょう。
 
また、「じぶんはこういう保障が欲しいから、できるだけ安い保険料のところで提案してほしい。」というところまで準備しておくと、必要のない保険の話までされることがないので、相談時間も短縮できます。
 
保険の見直しは、節約できれば効果が大きいです。
今回は、年齢を重ねても、まだ安くできる方法があったのか!という感じでしたね。
 
ただ、病気になってしまうと見直しもできなくなりますし、場合によっては部位不担保や保険料が上乗せされることもあります。
 
30代、40代の健康なうちに、保険とじっくり向き合ってみてくださいね。

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