共働き夫婦の家計管理って、結構むずかしい部分がありますよね…。
たとえば、支出用の口座が以下のようにバラバラになっていること、ありませんか?
- A銀行の口座からクレジットの引き落とし
- B銀行から家賃
- C銀行から保険料の支払い
- D銀行は妻名義の支出
このように、お金の出口がバラバラだと、管理そのものが大変になってきますよね。
だからこそ、これらを1本化させるとお金の流れが整うようになるのですが、正直めんどう。
だけど、個人的に1本化はその手続きの面倒を上回るメリットがあるので、1本化させたほうが良いと思っています。
ここからは、いちばんラクに支出をまとめる方法をご紹介するので、実践してみてくださいね!
※この記事は2024年6月時点での情報です。時期によって内容が変わっている可能性があります。
クレジットカードで支出を管理する
クレジットカードに抵抗がある方も多いとは思いますが、実は、支出をまとめるには大変便利なアイテムなんです。
口座から直接引き落としよりも、支出をクレジットカードにまとめることで得られるメリットはおもに3つ。
- 支払い明細が家計簿代わりになる
- 住所変更時の手続きがクレカだけで済む
- ポイントがしっかり貯められる
銀行引き落としの場合、支出ごとに手続きが必要ですよね。
電気、ガス、水道、NHK、ジムの会費、スマホ料金等々……結構な数になります。
これらをクレジットカード1枚にまとめることで、変更手続きを1度に済ませることができます。
とはいえ、変更手続きってたびたびするものでもないと思うので、このメリットよりも、支払い明細が家計簿代わりになることとポイントがめっちゃ貯まるメリットのほうが大きいですよね!
わが家は毎月15〜20万円くらいクレカ払いがあります。
ポイント還元率1%のクレジットカードだと、年間で18,000〜24,000ポイントくらいになるんですけど、これがあなどれないんですよ!
ちなみに、クレジットカードはすべて「家族カード」を同時に申し込んでいます。
家族カードも作っておこう
多くのクレジットカードは、「家族カード」といって、配偶者や高校生ではない18歳以上の子どもに持たせることができるカードを作成することができます。
正確に書くと、カード契約者本人の家族が発行できるカードを家族カードと言います。
この家族カードを家族に渡しておけば、支出を1つにまとめることができる上に、引き落としも同時に、そしてカード明細も1枚におさめることができるので、それだけで家計簿もラクラク完成です。
家族カードは、持たせたい人の名義で発行できるのですが、生命保険やスマホ代など、家族名義で契約したものも支払うことができます。
家族カードを利用することで、支出をすべてまとめることができるので、最大限活用してみてくださいね。
共働き夫婦に適したクレジットカード×銀行口座
- クレジットカードで支払いをまとめる
- 家族カードを作っておく
これで支出は1本化できました。
しかし、これだけではまだ完全ではありません。
そして、ここからが本題!
出て行くお金の出口、引き落とし口座をどこにするのかを決めないといけないのですが、ここでわが家が長く使っているところを紹介します。
それが、イオン銀行×イオンカードセレクト(イオンのクレカ)です。
イオンカードセレクトってなに?
イオンカードセレクト
イオンカードセレクトは、以下の3つの機能が1つにまとまった便利なカードです。
- イオン銀行のキャッシュカード
- イオンのクレジットカード
- 電子マネーのWAONカード
イオンカードセレクトを使うにはイオン銀行の口座開設が必要ですが、クレジットカードの作成と口座開設は同時にできるので、これから支出を一本化させていく人にはぴったりだと思います。
こちらはゴールドカード。
イオンのゴールドカードは入会金もなく、年会費無料で作成できるんですが、条件を満たした段階で自動で切り替わった記憶があります。
最近はデザインが変わって縦型になってるみたい!新しいカードがいいなぁ笑
クレジットカードの中にはもっとお得で便利なものもあるかもしれませんが、それでもわが家でイオンカードをフル活用している理由は、お金の管理がとても簡単になるからという理由が大きいですね。
もう1つ、「イオン経済圏の人間だから」というのもあります。
イオン経済圏で活動されてる方には、イオンカードセレクトはとても使い勝手が良いと思いますよ!
お金の管理が簡単になる理由①:イオン銀行の「代理人カード」
「一本化したとしても、クレカと銀行のキャッシュカードが1枚になってたら逆に不便じゃない?」と思ったかもしれません。
たしかに、クレカとキャッシュカード一体型だと困る場面も出てきますよね。
まさに、わが家のお金の管理はわたしだったので困りました。
いざイオン銀行に入金しにいこうと思ったら、カード夫がいつも持ち歩いていたため、イオン銀行のキャッシュカードが手元にないわけです。
とっても不便なので、コールセンターに電話をして良い方法はないか聞いてみたところ、教えてもらったのが「代理人カード」でした。
イオンカードセレクトは、キャッシュカードの代理人カードを発行できます。
代理人カードはパートナー名義で発行できるので、わたしの名前が記載されています。
本来、銀行口座を管理できるのは名義人のみ。
ですが、この代理人カードがあれば家族でも可能になるということなんです。
手続きは、銀行口座の契約者本人が代理人を同行した状態でイオン銀行の窓口で行います。
代理人に指定できるのは原則2親等以内ですが、補足として「パートナー等も指定可能」とあるので、配偶者やそれに準ずる人でも代理人になることが可能のようです。
店舗窓口で相談してみてくださいね!
代理人手続きについてはこちら
話を戻します。
代理人カードを持つことで、わたしでもお金の入出金ができるようになり、まったく困らなくなりました。
イオンカードセレクト
代理人カードはほかの銀行でも取り入れられていますが、わたしがイオン銀行をメインにしている理由は、理由②と③にあります。
お金の管理が簡単になる理由②:買い物ついでに銀行に行ける
途中ちょこっと述べましたが、わたしはイオン経済圏の人間です。
しかも、生活圏にイオンが2店舗もあるため、買い物をするついでにATMが利用できる状態です。
普段の買い物中、銀行に立ち寄れるという便利さが理由の1つです。
まぁ、こっちの理由はまぁそうだよねって感じなのですが、理由③は結構ポイント高いですよ〜!
お金の管理が簡単になる理由③:手数料が無料で使える
まずはATM手数料。
イオン銀行のATMは、24時間手数料0円で使えるのでポイント高め。
買い物ついでにATMに行くことが多いけど、時間も気にしなくて済むのはありがたいですね!
他にも手数料無料で使える提携銀行があります。
そのなかのゆうちょ銀行も利用率は高め。
郵便局ってちょこちょこ使うので助かってます。
ATM手数料無料じゃないけど、ミニストップ、ローソン、ファミマでも利用できるよ!
コンビニATM手数料はステージ特典で無料になることも
ちなみに、コンビニの手数料も無料にする方法があります。
「ステージ特典」呼ばれているもので、無料にするには以下のような条件を満たす必要があります。
表にあるように、イオン銀行から他行宛ての振込手数料もステージに応じて無料で利用できる回数が増えていきます。
最大5回まで。
イオンゴールドカードセレクトの特徴
他行宛て振込み手数料って、月1回でも使えたらとても便利になりますよね!
わたしが持っている(というか自動で送られてきた)イオンゴールドカードセレクトは、持ってるだけでステージ特典がゴールド以上ものが適用されるので、月3回無料になります。
イオンゴールドカードセレクトは、イオンカードセレクトをお持ちで、年間カードショッピング50万円以上など所定の条件を満たされた方に発行しております。
https://www.aeonbank.co.jp/aeoncard/goldcard/?nvid=mst:gold_1806:ptx
発行条件を満たしたお客さまには、自動的にイオンゴールドカードに切り替えてお届けいたします。
年間50万円は、月額に割ると4.2万円。
わが家の食費よりも低い条件になるので、固定費をクレカ払いにするだけですぐに条件を満たせそうですね。
お金の管理を1つにまとめていこう
お金の管理は、仕組みを作ってしまえば家計簿すらいらない家計管理ができます。
わが家の方法を紹介しましたが、まとめるとこんな感じです。
イオンセレクトカードに支出をまとめる
明細が家計簿代わりになる
お金の出口がわかりやすくなる
引き落とし口座をイオン銀行にする
代理人カードが発行できる
買い物ついでにATMに行ける
特典たっぷりのセレクトクラブが利用できる
イオン銀行ATMで使えるネットバンクを活用する
銀行をハシゴせずに済む
ATM手数料が0円
以上のように、イオンカード&イオン銀行の組み合わせは家計管理にとってもメリットが大きく、使い勝手も良し。
この記事で初めて紹介したのは2017年。
これ以降、いまだにわが家の家計管理に役に立てくれています!
イオンカードセレクトをチェックする
おまけ:WAONでウェル活をする
ちなみになんですけど、最近「ウェル活」にも励んでるんですが、ドラッグストアのウェルシアはWAONポイントも貯まるんですよ!
WAONの貯まるカードをすでに持っている場合は、ウェルシア用に新規発行しなくてもOK。
わたしの使ってるイオンカードセレクトもウェル活対象です!
ウェル活×WAONポイントの特徴
- 対象カード提示で1%、決済で1.5%
- 毎月10日は対象カード提示で1%、決済で10%
- 毎週月曜日は対象カード提示のみでポイント2倍
- 15、16日はシニアズデー(60歳以上):対象カード提示でポイント3倍
2024年9月以降はTポイント(現Vポイント)のポイント付与が終了し、WAONのみになります。
持ってない方は、ウェルシアカードを発行する方法でウェル活を継続できますよ!