インターネット証券であるマネックス証券で、個人型確定拠出年金(iDeCo)のサービスを開始しました。
任意で加入できる年金積立て制度。ほぼ全員が加入できる。掛け金が全額控除され、税金が安くなるなど有利な制度も。掛け金の運用は、投資信託や定期預金、保険など様々。
ネット証券のイデコといえば、楽天証券やSBI証券がありますよね。
こちらに紹介しています。
確定拠出年金で資産運用に初挑戦!楽天証券とSBI証券のiDeCo口座は投資初心者におすすめだから徹底比較しました
同じネット証券であるマネックス証券のイデコは、どのようになっているのでしょうか。
気になる手数料面や運用商品などをまとめてみました。
ネット証券は手数料と商品で比較する
イデコをネット証券で運用するとき、比較したいのが、手数料と商品ラインナップです。
手数料は、以下の2つ。
- 運営管理手数料
- 投資信託の信託報酬
運営管理手数料とは、証券会社に支払うお金です。
信託報酬とは、ファンドに支払う手数料になっています。
ざっくりいうと、イデコは長期で運用することになるため、手数料、つまり掛かるコストは低いほうがいいですよね。
信託報酬が低い投資信託がどれだけ揃っているか、というのも大切な項目です。
マネックス証券の手数料・商品ラインナップは?
では、マネックス証券の手数料はどうなっているのでしょうか。
運営管理手数料は?
運営管理手数料とは、先ほども書きましたが、利用者が金融機関側に支払うお金のことです。
ほとんどの金融機関では、この手数料が継続して掛かってきます。
しかし、マネックス証券は、この手数料が0円になっているため、コストを大幅に下げられます。
楽天証券やSBI証券もこちらの手数料が掛からないようになっています。
これからイデコを始められる方は、マネックス証券も含めて比較検討してみてくださいね!
運営管理手数料以外にも、国民年金基金に支払う手数料などがあるので、注意してくださいね!
ここに書いたのは、あくまでも運営管理手数料が0円ということですよ。
マネックス証券の商品ラインナップは?
マネックス証券は、ローコストファンドを取り揃えており、本数も22本と選びやすい数になっています。
信託報酬が低いファンドがあれば、長期的に掛かるコストを抑えられるため、商品選びでは重視していきましょう。
国内型

海外型

元本確保型

赤字で示した部分は、信託報酬も低く、ポートフォリオに組み込んでいきたいものです。
どれをどれだけの割合で買い付けていくかーーこればかりは、じぶんで考えなければいけないので、これいいよ!と言えないですが、コストを徹底的におさえていきたいなら、手数料が低いものを中心に選ぶのもよいかもしれませんね!
しかし、商品選びって難しい。
よくわからない。
それも現状だと思います。
マネックス証券のイデコには、ロボアドバイザーというシステムがあり、これを指標にして商品を選ぶこともできますよ!
マネックスのロボアドバイザーの特徴

こちらにあるiDeCoポートフォリオ診断では、年齢、投資経験、リスク許容度など6つの質問に答えることで、じぶんに合った運用を診断してくれます。
わたしは、そこそこ投資経験があるため、診断をすすめるとランク8になりました。
比較的リスクをとって運用していく方針になりますね!

また、みてわかる通り、どのタイプの投資信託をどれくらいの割合で保有するといいよ、という数値が出ているのがわかりますよね。

基本的に、商品の入れ替えなどできるため、まずはこの数値をもとに商品を選んでみるといいですね!
信託報酬額もわかるため、どれだけコストが掛かるかもすぐに把握できます。
わたしのように投資の経験があっても、ポートフォリオまでしっかり組んだことがない、あるいはきちんと理解できていない場合は、ロボアドバイザーを活用してみるのもおすすめですよ!
ネット証券は優秀!マネックスでイデコを始める
わたしが口座の比較検討をしているときは、楽天証券かSBI証券の2択でしたが。マネックス証券がイデコに参入してきて、選択肢が増えました。
比較してみるとわかるのですが、ネット証券は手数料面でとても有利。
銀行などで開設するよりも、運営管理手数料、信託報酬等々、はるかにコストを抑えて運用できます。
マネックス証券の商品ラインナップも申し分なく、運営管理手数料も0円と使い勝手の良い口座なので、これからはじめる方にもおすすめできますよ。