詳しく知りたい!自動車保険の改定事項

 
先日、保険会社から届いたパンフレットに、
自動車保険の大幅な改定について載ってました。
 
どうやら2012年10月から、自動車保険制度が改定されていたんですね。
ゆみちん、夫しんごに自動車保険はまかせてるので、知りませんでした゚(゚´Д`゚)゚
 
読んでみると、今回の改定は、かなり知っておいたほうがいい内容。
もしかすると、 
家庭によっては、保険内容の見直しもせまられるかもしれません。 
 
 
改定点は2つあります。
 
●等級据え置き事故の廃止
●等級別料率制度の改定

  

等級とは・・・
契約者の事故歴に応じて、保険料の割引や割増がなされる制度で、1等級~20等級の20段階に区分されています。
初めて契約する場合、6等級からの開始で、1年間、保険を使った事故がなければ、次の年には等級が1つ上がります。
等級があがれば、数字もおおきくなり、割引率も大きくなっていきます。
逆に、数字が小さければ割引率はちいさくなり、1~3等級ともなると割増しとなります。

 
等級の仕組みはこのようになっているようです。
 
さて、そこで。
 
改定される「等級据え置き事故の廃止」ですが、
そもそも等級がすえおかれる事故ってなに??ってこともよく知りません(笑)
それはまずいということで、調べてみました。
 
 
●等級が据え置かれる事故●
・火災
・爆発
・窓ガラス破損(飛び石、落下物など)
・盗難
・落書き
・いらずら
・騒じょう等に伴う暴動行為、破壊行為
・台風
・竜巻
・洪水
・高潮
※All aboutより
 
 
なるほど・・・じぶんがおこしたわけではない「偶発的な事故」ってことですね。
それが廃止・・・廃止ですか!?!?Σ(゚д゚lll)
これが、廃止され、どう変わるのかというと・・・
 
 
1等級ダウン事故として扱われる。
 
 
ということは???
等級がさがれば、割引率もちいさくなりますから、
翌年の保険料があがってしまうってことになりますね。
 
 
いったいどれくらいあがるんだろう???って疑問におもって、
保険会社にもらったパンフレットの例をみてみると、、、
 

12等級(月額10,000円)のひとが、飛び石による窓ガラスの破損で損害を請求した場合、
翌年は11等級にダウンされたうえに、保険料が月額14,000円に!?

 
年間5万円の負担増・・・!!!Σ(゚д゚lll)
かなりあがることになりますね・・・。
 
この「等級据え置き事故の廃止」は、すでに開始しています。
注意してくださいね。
 
 
 
あともうひとつ。
等級別料率制度の改定ですが、こちらもよくわからないので調べてみました
 
これまでは、
同じ10等級でも、事故アリか事故ナシか関係なく、同じ保険料
でしたが、新制度では、
 
 
同じ10等級でも、「事故アリ」では保険料が高くなる。 
 
 
そうなんです。
過去に事故をおこしたことがあると、割引率が大幅に変わってしまうようです。
 
それが、2013年の10月からはじまるわけですから、もうそろそろですね。
(※現在9月中旬)
 
 
2つの改定、前半の1つは、かなり厳しい内容となりました。
さて、では、どうすればよいのでしょうか?
 
 
これらの改定により、保険料に影響がでてくることはわかりましたが、
これは、自動車保険を使った場合なので、あたりまえのことですが、
 
自動車保険を使わなければ、保険料があがることはありません。
 
ですので、
ちょっとした傷や破損等なら、自己負担で修理をしたほうがよい。
ということになります。
  
とくに、飛び石やラクガキならば、保険を使わずに自己負担で修理をしたほうが、
結果として、お財布にはやさしい可能性が高い場合もある、ということです。
 
 

目次

この改定点から見えること。

これからの自動車保険は「おおきな事故に備える保険」になるということなので、
なにかあったときに、保険ばかりに頼った家計スタイルにするのではなく、
あくまでも、保険は保険とし、
 
現金もきちんと保有していく家計状態にシフトするのがベスト。 
 
 
ということですね。
 
いちばんいいのは、安全運転して、事故にあわないこと。
ですが、こればっかりは運としかいいようがないこともありませんし、
こちらが加害者になった場合、被害者へのきちんとした保障は必要ですから、
 
自動車保険にはきちんと加入して、まんがいちには備えておきましょうね!
 
ただ漠然と入っている自動車保険であるならば、
この改定を機に、自動車保険も1度みなおしてみることをおすすめします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次