医療保険のカラクリ。あなたの医療保険、モトをとるのに何日入院する必要があるか知ってますか?

あなたは医療保険に加入していますか?
日額いくらの保険に、月々どのくらいの保険料を支払っていますか?

医療保険の仕組みを知ってみると、じぶんにどれくらいの保障が必要なのか、しっかりと判断することができます。

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医療保険に入る理由って、考えたことありますか?

医療保険 ベッド

医療保険は使わないに越したことはない保険ですよね。
だれだって、入院が必要になるほどの病気やケガは、したくないものですから・・・。

医療保険は、「じぶんが感じる不安」に備えるために入るものです。
その不安というのは、病気やケガになってしまう不安ではなく、

つまるところ、お金の不安

ですよね。
入院中の生活費、働けないことによる収入減など、入院になってしまうといろいろ浮かんでくるものです。

お金の不安を解消するために、医療保険に入っている方がほとんどです。

ですが、ときどきお金の不安を解消するために医療保険に入って、その保険料が負担になって、お金に苦労している人の話を聞くことがあります。

はたして、医療保険にそこまで大変な思いをして入っておくメリットって、あるのでしょうか。
また、医療保険って、本当に困った時の助けになるような万能な保険なのでしょうか。

医療保険って、モトが取れない保険なんです。

わたしは、入院初日から、日額8,000円が支給される医療保険に加入しています。
保険料は、年払いで4万円ほど。

27歳のときに加入し、いま35歳なので、8年間保険料を支払い続けています。

その間に入院したのは2回。
2回ともお産なので、医療保険は使えません。
(医療保険って、普通になんの問題もなく済んだお産には使えないですよ!)

4万円×8年間=32万円

太い金額ですよね。
この32万円を掛け捨ててきました。

日本には高額療養費制度があるので、入院・通院関わらず、1ヶ月に負担する医療費の上限は決まっています。

高額療養費制度がわかれば医療保険代を節約できる!2016年4月から変わった自己負担額。

32万円あれば、2回くらいの入院には余裕で対応できたでしょうね。

モトをとるためには何日入院が必要?

8年間で保険料を32万円支払ってきましたが、32万円を取り返すのに、何日入院すればモトが取れるのでしょうか。
計算は簡単です。
 
日額8,000円なので、32万円÷8,000円=40日です。

40日って、長いですよね。
そして、わたしはこれまで、病気で入院する機会がありませんでした。
これは、ありがたいことだと思っています。

60歳払い済み保険の落とし穴。

わたしの保険は60歳払い済みで、保障は終身タイプになっています。
60歳までに保険料をすべて払い終えるけど、保障は一生涯続きますよ、というものですね。

保険料の払い込み期間は、27歳から60歳まで、33年間になります。
年間4万円支払っているので、総払込保険料は132万円です。

かなりの金額ですよね。
132万円のモトを取ろうと思ったら、合計で165日間入院しなければいけません。

また、60歳払い済みでがんばって保険料を支払っておきながら、早くに亡くなってしまったら、それこそソンでしかありません。

大病して長期入院したときに役に立つ?

長期入院に、医療保険が役に立たないものが多いのは、もはや常識です。
「入院期間が最大60日まで保障」という保険って多いのです。

なぜなら、ほとんどの病気で、入院期間が60日未満だからなんですよ。
ガンも例外ではありません。

長期入院が必要になる病気というのは、精神疾患がダントツです。
他は、脳疾患、心臓疾患、血液疾患あたりなんです。

だけど、どんなに長く入院したとしても、60日分しか支払ってもらえない。
日額8,000円なら、48万円です。

何回も入院したときに役に立つ?

何回も入院したときに役に立つかもしれない・・・と思いますよね。
わたしも思いました。
でも、

そんなに病気になりたいですか?

という話になってきませんか?
病気になりたいと思う人は、いないと思います。

保障期間中に、1週間程度の入院を繰り返しても、1度に支払われる保険料はどんなにがんばっても日額8,000円です。
5日間の入院で医療保険から支払われるのは、4万円だけです。

5日間×10回入院したとしても、どんなにがんばっても40万円なのです。

手術があればラッキーですね。
+16万円もらえます。
でも、手術なんてしたくないです……。

医療保険を実際に利用した方は、入っていてよかったと感じると思います。
入院経験があると、医療保険を乗り換えることも難しくなるので、その点からも入っていて良かったと思うでしょう。

ですが、コストパフォーマンス的に考えて、まったくトクにはなっていないことが多いのも事実なのです。

いやいやソントクの話ではないでしょう・・・と思われそうですが、残念ながらソントクの話なのです・・・。
お金の不安を解消するために、ムダなお金を払っているかもしれないと意識することって、大事だと思うんですよね。

それより貯金で代用できるんじゃないか、とか、もっとほかに良い保険の入り方があるんじゃないかっていう風に、考えてみませんか?

医療保険は、モトが取れないようになっている保険だということを頭の片隅に置いておきましょう。

医療保険は貯金があれば不要?

じゃあ、医療保険なんていらないんじゃないの?
それよりも、保険料を毎月きちんと貯金していたほうがいいじゃないかって、思いますよね。

その通りです。
貯金があれば、医療保険は不要です。

もし、高額な保険料で、家計に負担を感じる医療保険であるならば、解約を視野に入れた見直しをしてもいいかもしれません。

そもそも、家計に負担がかかっている保険は、お金の不安を解消するという大切な役割を果たせていないですよね。

保険料がつらい、保障ってこんなにいらないかも、と少しでも感じているなら、思い切って見直してみましょう!

わたしは、何度も無料の保険相談を利用して見直しています。

無料の保険相談って信用できるの?どう利用すればいいの?

正しい医療保険の入り方。

ここまで、医療保険は不要だと思う視点から書いてきましたが、やっぱり医療保険には加入しておきたい!という場合もあると思います。

たとえば、自営業の方。
会社員であれば、有給休暇や病気に伴う休暇制度、疾病手当てなどの制度もありますし、いきなり収入がゼロになることは、ほぼありません。
でも、自営業は違います。

また、派遣社員などで福利厚生がしっかりしていない、子どもがまだ小さい、貯金額がこころもとない、などがありますよね。

どうしても医療保険に加入する必要がある方は、どのような保険を選べばいいのでしょうか。

必要な補償額を知る。

医療費は、高額療養費制度があるので、どれだけかかっても自己負担額の上限は決まっているので、それを補えるくらいの保険でいいわけです。

また、金額が決まっているからこそ、貯金でまかなってもいいと、考えることができますよね。
年収500万円世帯であれば、1ヶ月の上限は約9万円です。
日割りをすると、3,000円です。

入院でかかるお金は、医療費だけではありません。

個室を希望すれば、差額ベッド代がかかってきます。
また、入院時の食事は、自己負担が発生します。(1日約800円)
お見舞いの交通費、家事の代行サービスをお願いしたり、子どもが小さければベビーシッターを利用することもあるでしょう。

わたしの保険は、60歳払い済みの終身保障で、総払い込み保険料132万円にもなって、165日以上入院しないとモトが取れない保険です。

それでも日額8,000円の医療保険に加入した理由は、ベビーシッター代が必要だと思ったからです。
また、夫は料理ができないので、食事代もかさんでしまうなぁ、とも考えました。
加入当時は、貯金額が200万円でしたので、家計的にもとても心配だったのです。

わたしは、まさに「子どもが小さいから。」という理由で加入しました。
そして、その補てんのために医療保険に加入した、というわけですね。

入院費に備えるのではなく、入院以外で必要になるお金に備えるという方法もあるんですよ。

さて、あなたは、1日に何千円入ってくれば、入院しても安心だと思えますか?

日額8,000円から5,000円に乗り換え。わたしが乗り換えた理由とは。

わたしが日額8,000円の医療保険に加入した理由は、「子どもが小さくてお金がいつもより多く必要になるから。」でした。

いまは、その前提がなくなりました。
長女も小学生、次女も幼稚園児。
大きくなりました。
わたしが入院しても、夫への育児の負担も軽くなりそうです。

残念なことに、日額8,000円の医療保険には、先進医療特約がついていませんでした。
先進医療を受ける確率は低くても、月額100円程度でつけられる特約に入っていないのはもったいないです。

前提がなくなったので、日額5,000円の終身払い&終身保障の安い医療保険に乗り換えました。

生命保険の見直し。具体的な保険相談と見直し内容や手順・判断基準を公開します

医療保険にお金を使わない。

医療保険は、企業が儲かる仕組みになっている、利用者がモトを取れないという保険です。

親にすすめられて入ったまま、昔入ったまま、生保レディのすすめられるがままに入ってしまった医療保険、ありませんか?

過剰になっている医療保険にお金を使いつづけるのは、とってももったいないことをしています。
その分、貯金をしていくほうが、家計はずっと健全になります。

お金の不安への備えは、最低限必要なだけにして、過剰な保険はバッサリ切っていきましょう!

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