住宅ローンを抱えたら、とたんに家計が行き詰まってしまった・・・
それだけは避けていきたいですよね。
わたし自身、住宅ローンを抱えても貯金ができています。
それはどうしてかというと、収入に対して住宅ローンが負担になっていないから。
当たり前のことなんですが、買うまえにじっくりシミュレーションをするひとは、あまりいないのだと思います。
住宅ローンを返済しながら、貯金する方法はあるのだろうか?
住宅を維持するのに、いくらお金が必要なんだろうか?
まんがいちのときに、手放す覚悟はしておいたほうがいいんだろうか?
マイホーム購入前に、じっくり考えておきましょう。
この記事では、実際にマイホームを購入しながらも貯金ができているわが家が、どこに気をつけて、どういった考えで住宅を取得したのかをまとめています。
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住宅購入のタイミングは子どもの入園・入学が多い
結婚や出産、子どもが小学校入学することを機に、住宅の購入を考えるかたも多いかもしれません。
子どもが大きくなれば、これから教育費にもお金がかかるようになります。
習い事も必要になりますし、正直、幼稚園代だって負担です。
1人ならまだしも、きょうだいができれば教育費は倍。
子どもの成長とともにお金がかかる時期に、住宅ローンの返済が発生する。
お金が湯水のように消えていく時期に、「住宅を買う」という選択をしてもいいのかどうか、かなり悩んでしまう部分です。
実は、わが家もこれから教育費がかかってくる!というタイミングで中古マンションを購入しました。
長女が幼稚園の年少さんのときです。
これから教育費がかかってくるのはわかっているので、住宅ローンの返済をしながら、教育費を計画通りに貯めていくシミュレーションもしてみました。
これは、ライフプラン表を出してみるとわかりやすいですよ!
住宅ローンは、思っている以上に負担感がおおきいものです。
実際の負債にくわえ、「ずっと払っていかなければいけない」という心理的な負債も持つことになります。
まだ物件が決まっていないなら、最初から負担が少ない方法で物件を選ぶこともひとつの手ですよね。
住宅ローンの返済で家計を破たんさせないために、覚えておきたい大切なこと。逆算と比較が家計を救います
わたしは最初から、貯金ができるような価格の物件選びました。
持ち家にお金を掛けるかどうかはじぶん次第。価値観を変えよう
現在も、住宅ローンの返済を負担に感じることもなく、必要な貯金も積立てもできています。
住宅を買ってからのほうが、順調に貯金が増えているといっても間違いないです。
やはり、少額とはいえ住宅ローンを抱えることで、気持ちがぐっと気が引き締まりました。
なので、ムダな生活費は出さない!と決めて、家計を頻繁に見直すようになっています。
住宅を買うこと自体が、家計にとって良い効果になったようです。
家計の見直しポイントは固定費から!収入の10%を貯めるために固定費の具体的な見直し術を紹介
住宅にお金がかかってしまうといった考え方でいると、どうしても心理的な負担が高くなります。
だから、いくらまで住宅にお金をかけようかなと、冷静に考えてみるようにしましょう。
かかることを前提とするのではなく、あくまでもじぶん自身が「お金をかける」という意識を持つことが大事です。
貯金ができないのなら、買わない・借りない。
わたし自身、むかしから住宅にお金をかけたくないと思っていました。
ですから、たとえ賃貸でも、じぶんの許容範囲を超える家賃ならば、立地がよくても、内装がよくても借りません。
賃貸でもそうですから、持ち家となるとさらにシビアになります。
固定資産税や維持費に火災保険、マンションだと管理費も必要ですから、返済しながら貯金もできるのを最優先にすると、買う物件も絞られます。
ただ、絶対に貯金できなくなるような家の買い方はしない!という意志は、つらぬいて正解だったなと、つくづく思いました。
貯金ができなくなるような住宅ローンの返済額にしていたら、まちがいなく家を買ったことを後悔していたと感じるからです。
じっくり考えよう!家は逃げません!
わたし自身は、持つ・持たないのリスクはどちらを選んでも似たようなもの、だと思っています。
持ち家 vs 賃貸。損得だけでは選べない!ライフプランを練って好きなほうを選ぼう。
賃貸でも、家賃が高ければ貯金はできません。
持ち家でも、住宅ローンの返済額が少なければ、貯金はじゅうぶんにできるのです。
大切なのは、その家にその金額を支払えるかどうか、住みながらもお金が貯められるかどうかです。
住宅を買うときに、とくに気をつけたいのは、
返済プランはライフイベントも考慮して何度もシミュレーション
やっていける「だろう」で買わない
きっと、モデルハウスや実物件をまえにすると、はやる気持ちに支配されるかもしれません。
また、不動産屋の営業さんから、買わせるようなことを言われるかもしれません。
だけど、その場では決めないこと。
慎重になった結果として、買いたかった場所がほかのひとに買われたとしても、大丈夫です。
次から次に、良い物件というのは見つかるものですから。
不動産はご縁ですよ。
- 不動産はご縁。
- じぶんの希望は妥協なく貫く。
- 他人の意見(とくに売る側)に惑わされない。
- ほんとうに、いま買うべきかを考える。
- 買ったあとの暮らしの家計までしっかりイメージしておく。
また、経済的に無理があったり、悩みがあるうちは、買わないほうが無難です。
無料相談などを利用して知恵を借りながら、しっかりとプランニングしてから買いましょう。
住宅を持ちながら貯金もできる状態で、かつ、マイホーム取得が夢であるならば、わたしは、家を買うことを決断していいと思っていますよ!