子どもが生まれると、なにかとお金が掛かるようになります。
1人育てるにつき3,000万円も掛かる!なんて、もう脅し文句にしか聞こえないような数字が書かれていることも。
そのためには「子どもが小さいうちが貯めどき」なんてことも言われていますよね。
実際、わたしも「小学校が黄金の貯め期だ!」なんて書いてきました。
長女が小学校3年生になって感じましたが、小学校時代の黄金の貯め期を活かしたいなら、習い事をどうするか、がポイントです。
小学生の子どもを持つわたしが、小学校時代の切り離せない習い事事情とともに、習い事支出で家計を崩壊させないための5つのコツを紹介していきますね。
幼稚園時代と小学校時代の学費の差は?
わたしが小学校時代が黄金の貯め期だと感じていた理由は、学費の差にあります。
私立幼稚園に3年間通わせて実際に掛かったお金は、こちらの記事にしっかりとまとめているので参考にしてみてくださいね。
幼稚園で掛かったお金
幼稚園により差はありますが、わが家で掛かったお金は、3年間で約97万円でした。
月額に平均すると、約27,000円ですね。
私立幼稚園には補助金がありますので、少し負担が軽くなる点は大きいですよね。
幼稚園代は妊娠がわかったうちから貯め始めていました。
手取りが23万円くらいだったので、さすがに幼稚園代を毎月やりくりしようと思ったら大変です。
事前に貯めておき、それを取り崩しながらやりくりしていました。
この方法は家計の負担も軽くなるのでおすすめです。
幼稚園代で慌てない超やりくり術!先取り貯金で時間を味方につけて未来の家計をラクにしよう
幼稚園のうちはカリキュラムが充実していたので、習い事はやっていません。
年中から月2回の体操教室に通っていましたが、1回500円なので月々1,000円程度。
これは家計のなかでやりくりしています。
被服費や普段の生活費は家計からのやりくりになるので、教育費という面でいえば、幼稚園代くらいで済んでいます。
小学校で掛かっているお金
小学校の学費は無料です。
教科書代も掛かりません。
年初だけになりますが、ノート類も支給されました。
毎月掛かっているお金は、給食費と教材費です。
給食費は学年があがるにつれて少しずつ増えていきますが、最大でも4,000円弱くらい。
教材費も毎月2,000円程度です。
高学年になってもそこまで大きな変動はありません。
目安としてこれまで掛かったお金を月割りにすると、月々6,000円です。
幼稚園代が月額27,000円で、小学校が月額6,000円。
差額は21,000円にもなります。
浮いた21,000円を6年間貯めたら、151万円も貯められることになります。
学費を見ると小学校の間はお金が掛からないので、やはり貯めどきだと言えますね。
でも、この場合だと、習い事も一切しないなら……という前提がついてしまいます。
幼稚園時代は習い事もせず、小学校にあがったらガツガツ貯めるぞ!と意気込んでいたわが家も、長女が小学校にあがってから習い事を2つ始めているんです。
小学校は習い事代や塾代が増える!
小学校は学費こそ掛からないものの、習い事や塾に関するお金が増えてきます。
低学年のうちから、学校の授業を補完する目的で、くもんや英会話スクール、そろばんに通う子もたくさんいます。
一芸を身につけようとピアノや新体操、サッカーや野球、習字などをやる子も増えてきます。
また、私立中学校を目指している子は、早いうちから塾一色です。
こう聞くと「そんなにアレコレやらせるからお金が掛かるんじゃないの?」と感じている方もいるかもしれません。
小学校時代に習い事が増えてしまう理由は、2つあります。
1つは、子どもたちがやりたいと言った場合。
わが家はこちらが理由です。
長女本人がやりたいと言ってきたので、通うことにしました。
そしてもう1つ、親の仕事の都合があります。
会社員で共働きの家庭の場合、止むを得ず習い事が増えてしまう傾向にあるのです。
学童だけでは補いきれない親の事情
共働きの会社員家庭の場合、低学年のうちは学童保育が利用できます。
学校が終わったあと、子どもたちは学童に行きます。
宿題をしたり友達と遊んだりできるので、自宅で留守番をする必要がない助かる制度です。
でも、学童が終わる時間までに、親が帰宅できないこともあります。
また、学童は低学年のうちだけなので、小学4年生からは学校後の預け先がないことも……
(地域によります。わが家の近隣は高学年向けの学童に似せた制度があります。)
そこに、塾や習い事が受け皿になっているのです。
学童後に塾や習い事を利用すれば、子どもが自宅に1人きりになることが防げ、親としても少し安心できるのかもしれません。
たとえ賛否両論あったとしても、現実として学童後にどうするか、小4以降どうするのかは、いずれ考えなければいけない問題です。
校外学習費の平均っていくらなの?
習い事や塾は、学校外活動費(補助学習費)と呼ばれていて、文部科学省で統計が取られています。
この統計によれば、学校外活動費に掛かるお金は、小学校3年生の時点で年間約20万円。
6年生で約30万円となっています。
開きはありますが、6年間の平均を月額にすれば約18,000円です。
そこまでたくさんの費用を掛けているような印象を受けないのは、わたしだけでしょうか。
実際、わが家の月謝も、2つ合わせて13,000円弱です。
学校費と合わせても、幼稚園代より安く収まっています。
実際に掛かるお金を計算してみよう
上記で紹介した文部科学省のページは、学校費と校外学習費を含めたものを「学習費総額」と呼んでいます。
では、実際に小学校の間にどれくらいの学費を含む「学習費総額」が掛かるのか。
現在、わが家で掛かっているお金を基に、幼稚園入園から小学校卒業までの学習費総額を計算してみますね。
2.学校費月額6,000円+学校外活動費月額13,000円=19,000円
19,000円×12ヶ月=22万8,000円
22万8,000円×6年間=136万8,000円
1+2=233万8,000円
幼稚園入園から小学校卒業までに掛かりそうなお金は、233万円という数字になりました。
この数字自体が多いか少ないかは個人差がありますが、わたしは、12年間で233万円は想定より低い……という印象を持ちました。
中学校はどうなの?
これが中学校になると、事情が一変します。
上記の文部科学省の統計によれば、中学校3年間で掛かる学習費総額は約94万円になります。
月額にすると26,000円です。
中学校はこれだけではなく、部活に入れば関連する費用も掛かります。
特に運動部であれば、ユニフォーム費用や遠征費用も必要になり、支出がどんっと増えてきます。
わたしは水泳部でしたので、水着やジャージなどのユニフォーム代が掛かりました。
ただ、当時は室内プールが県内になかったため、夏限定の部活だったので支出は少なめの部活でしたね(笑)
学費は掛からなくても、部活が始まり、塾に通う頻度も多くなって受講料なども高くなるため、支出もあがっていきます。
小学校よりも家計に負担が増すのは間違いなさそうです。
小学校でしっかりお金を残す5つのコツ
小学校は黄金の貯め期!……なのに、本来ならお金の掛からない時期であっても、事情によりお金が掛かってしまうことになるのが小学校時代です。
黄金の貯め期を最大限活かすためのポイントは、ここまで書いてきたことに現れていますが、学校外活動費にいくら掛けるのかがコツになってきますよね。
コツ1:習い事にもルールとゴールを設ける
わが家の習い事ルールは、本人がやりたいものをやる、ということの一言に尽きます。
わたしがやらせたかったピアノや新体操は、見学に行った時点で「興味ない」と言い放ってしまいました(涙)
わたし自身の経験からも、習い事は本人がやる気のあるうちに、やりたいものをやらせることが良いのだろう、と思ったのです。
これは各家庭の方針があるので、正解・不正解はありませんが、大きなポイントがあるとすれば、まわりがやっているからうちもやろう! という考えは一切持っていない部分ですね。
まわりがいろんな習い事を始めると焦りを感じるかもしれません。
でも、うちはうち! という意識を親も持っておくといいと思いますよ。
そして、一応ですが、ゴールも決めています。
そろばんは1級を取るまで。
スイミングは50m泳げるようになるまで、という感じですね。
このゴールは、子どもたちに決めてもらっています。
目標があれば昇格試験や受験も取り組みやすいので、長女には向いているようです。
コツ2:予算を決めておく
学校外活動費は、選ぶ塾や習い事先によって金額が変わってきます。
また、いくつくらい習い事をさせるのか、週に何回通うのかでも大きく変わってくるので、先に予算を決めておくといいですよ!
どちらにしても、会社員であれば湯水のようにお金が湧いてくるわけではありません。
そんなものは大金持ちくらいです(笑)
限られた収入のなかからやりくりしなければいけないので、あらかじめ上限を設けておき、家計とのバランスを取ることがとても大事です。
わが家では、スイミングを始めたのを機に、もう興味を失っていた通信教育(年額4万円)を辞めました。
さすがに支出をこれ以上増やせませんでした。
子どもと話し合いながら、本当に興味のあるものだけをとことんやっていくことにした結果です。
コツ3:割り切る気持ちも大事
あれもこれもやらせてあげたいのだけど、現実的に考えてお金が回せない……。
それはそれでいいのだと思います。
なにも無理して習い事をやってもらう必要もありません。
自宅でも楽しめることはたくさんありますし、週末を利用して家族でプールにいけば、スイミングの練習だってできます。
ママやパパの特技を生かして子どもに何かを教えることだってできますよね。
習い事では教えてもらえないこともあるでしょう。
お料理や盛り付け方、イラストや水彩画の描き方、ラジコン、プラモデルに車のカスタマイズ、釣りやキャンプ、たとえばゲームの最速攻略方法だって、極めれば立派なスキルです。
コツ4:短期教室・無料体験教室の活用
いまでは子ども向けの短期学習教室もたくさんあり、おもちゃのレゴスクールやプログラミングの無料体験講座があることも。
短期教室や無料体験教室をたくさんやってみるのも、子どもの興味が広がるのでおすすめです。
小学校は黄金の貯め期。ママの社会復帰が5つ目のコツ!
習い事に多額の資金を投入しなければ、やはり小学校時代は黄金の貯め期です。
公立小学校であれば、学費でお金を使うことはありません。
でも、出て行くお金が少ないから黄金の貯め期、という理由だけではありませんよ。
長女を幼稚園に通わせていてわかりましたが、幼稚園時代に働くママは少数派です。
年中さんを機に少し増えてきますが、年少さんのうちは1クラス2〜3人程度でした。
ただ、いちばん下の子が幼稚園生だと、仕事をしているママの割合はぐっと高くなります。
子どもが手を離れてくれば時間ができるので、仕事を始めるママが増えるんですね。
小学校にあがるともっと多いですよ。
PTA役員をやっていたとき、役員部会12中11人が仕事を持っていたのです。
残りの1人は、まだ赤ちゃんがいるママでした。
タイミングや環境も大きいかもしれませんが、子どもが手を離れてくると時間ができるので、わたしの友人でも下の子の入園をきっかけに仕事に復帰した方が何人もいました。
夏休みや小1の壁などいろいろな問題はありますが、それでも工夫をしながら仕事を始めるママが多いということですよね。
社会復帰できれば習い事をいくつかやっていても、問題なく貯金できるようになってきます。
これまでピンチだった家計も、少しずつ和らいできますよね。
とはいっても、収入が増えたからといって安易に支出を増やしてしまうと、またまたピンチになってしまうので、家計と習い事のバランスはしっかりと取っていきましょうね!
子どもが小学校のうちは黄金の貯め期。
ただし、本当の意味で「黄金期」にするためには、習い事との付き合い方と、ほんの少し家計のやりくりにコツが必要ですよ!