長女が小学2年生のとき、学校から帰宅後にお友達と遊びにいったり、少しだけ留守番をすることも増えてきました。
そろそろ、外出時だけでも携帯電話を持たせようかと考え、子ども用の携帯を探し始めたのですが、わが家は格安スマホユーザーです。
ドコモなど3キャリアが発売しているキッズケータイは、親が利用中でないと契約できなかったり、GPS機能が制限されるなど、さまざまなデメリットが浮かんできました。
キッズケータイのためだけに、キャリアに乗り換えて高いお金を払うのも家計の負担です。
そこで、夫が見つけたのが、TSUTAYAが販売しているTONEモバイルという格安スマホでした。
なぜ、TONEスマホをこども用として使おうと思ったのか。
それは、充実した見守り機能と、その機能を他社のスマホでも使うことができたからです。
実際に、わが家で2年間継続利用してみた感想や、使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
子ども用のスマホに悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
まずは、子どもに持たせるときに気になる見守り機能から紹介します。
TONEファミリーという見守り機能に助けられています
先にも書きましたが、子ども用として決め手なった1つに、TONEファミリーという見守り機能のオプションサービスがあります。
ここが、使っていて大きなメリットでした。
- あんしんインターネット(フィルタリング機能)
- 居場所確認(GPS)
- アプリ制限
- 時間制限
- 歩きスマホなどの警告機能
- 140字が入力できる伝言機能
使い方も簡単です。
まず、TONEスマホを契約します。
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19歳以下の場合、名義は親、使用者を子どもで登録します。
見守り機能は、専用のTONE見守りという専用アプリがあるので、契約したTONEスマホと、親のスマホにインストールするだけでOKです。
1度ログインすれば完了です。

TONEスマホは専用サイトからダウンロードしますが、わが家のように他のスマホを使っている場合は、Google play や App Store からダウンロードして使います。
アプリ経由でさまざまな設定が可能ですが、パソコンからも同じように使えますよ!
閲覧制限、パスワードで制限など、親側の設定でロックできる
Webの閲覧を制限するフィルタリングや、パスワードを設定することで、アプリのダウンロード制限ができるため、子どもが間違って変なサイトをみたり、アプリをダウンロードすることを防げます。

この画像は、こどもが使用できる時間帯を決められるところ。
わが家は、夜8時から朝の7時まではパスワードをかけて、使えないようにしています。
また、子どもが使うパスワードも設定できるため、子ども自身のプライベートも守られるようになっているのもメリットですね!
小学生高学年、中学生のお子さんがいる方には、親子で安心して使えるのではないでしょうか。
精度の高いGPS機能
GPS機能も優れています。

実物をお見せできないのが残念ですが、住所もピンポイントでわかります。
アプリから位置情報がリアルタイムでわかるため、わたしも、こどもの帰りが遅くなったときに活用していますよ!
実は、それだけではなくて、TONEスマホをうっかり落としてしまったときも、GPS機能が大活躍しました。
あとは、パスワードで利用制限を掛けていてよかったなって、つくづく感じました。
勝手にものを購入できないようになっていますし、アプリのダウンロードもパスワードを突破しないとできません。
見守り機能が悪用防止にも役立ちました。
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親が他社スマホの場合の注意点
ここからは、親がTONE以外を使っている場合のTONEファミリーについての注意点です。
見守り機能が有料サービスに
TONE同士であれば、見守り機能は無料で使えます。
ですが、わが家のように、親が違う会社のスマホを使っている場合は、月額200円(税別)の有料サービスになります。
また、見守り機能の中の、あんしんインターネットというフィルタリングサービスも有料になるんですよ。
オプションのオプションという、ちょっと複雑な形になります。

フルサービスで使いたい場合は、見守り機能で200円、そのなかのあんしんインターネットで100円、合計300円ほど掛かることになります。
ただ、親のスマホが他社であったとしても、これだけの機能が300円で利用できるなら防犯にもお財布にも助かるなぁと感じますね。
使えない機能がある
1つだけですが、「Air Knock」という機能が使えません。
こちら、TONE同士なら使えます。
Air Knockは、TONEの画面にドアが表示され、それをコンコンと叩くと、相手のTONEスマホがコンコンとなる機能ですね。
まぁ、この機能は使えなくても全然困らないですし、使い方もいまいちわからないので、機能としてなくてもよさそうな気がします。
ただ、5回以上コンコンとすると、緊急連絡モードになるため、本当にピンチのときには役に立つのかもしれません。
TONEスマホそのもののデメリット
ここまで、見守り機能についてのメリット・デメリットを紹介しましたが、その他に関するデメリットも紹介しますね。
わが家が使っているのは、いまは販売予定がない m14 という古い機種。
こちらのバッテリーは、1日以内に切れてしまいます。
また、LINEを使えませんでした。
2021年3月現在では、e20という機種が発売されています。
こちらは、端末の性能もかなりよくなっていますし、カメラ機能にもセキュリティが掛かる仕組みが搭載されています。
LINEも使えるので、かなり便利になりました。
LINEのID検索ができない
格安スマホのデメリットに、LINEのID検索ができないというところがあります。
理由は、年齢認証システムがないからです。
TONEスマホも格安スマホなので、同様にID検索ができません。
ただ、大人には不便ですが、親から見ればID検索ができないのもメリットで、知らない人と繋がることを防いでくれますからね。
IDを交換する方法は、QRコードの読み取りがあるので、普段よく遊ぶようなお友達同士なら不便はないですよ。
さて、最後になりましたが、気になるのはTONEスマホの利用料金ですよね。
2年間の縛り期間がある
TONEモバイルには、最低利用期間が2年になっているため、2年間は使う必要があります。
2年以内に解約することもできますが、その場合は9,800円の解約金が発生してしまいます。
TONEスマホの料金プランはお財布にとってもやさしい!
基本の月額料金は、1,000円(税抜き)から。
しかも、料金プランは1本だけです。
気になる通信容量は無制限になっています。
いっきに通信すると速度制限が掛かりますが、低速になるだけで追加料金の発生などはありません。
わが家の月額利用料は、約1,640円(税込)と、安く抑えられていますよ。
内訳は以下になります。
- 月額利用料:1,000円
- 見守り機能:200円
- 安心オプション:500円
すべて税別です。
安心オプションは端末の保障で、盗難や故障に対応しています。
TONEスマホは合格点!子どもに持たせる初スマホにはぴったり

わたしの感想としては、TONEスマホは合格点です。
デメリットだと感じる部分はありますが、それをカバーできるような作りになっているため、おおむね満足していますよ!
機種自体のスペックはそう高くない(古いm14なので)ところもありますが、子どもが初めて持つスマホ、とくに、親の管理下で持ってもらう場合には、最適なサービスになっていると感じています。
わたしが契約したときは、1年間無料になるキャンペーン中に契約しました。
キャンペーンの内容は変わると思いますが、タイミングよく契約できるといいですね!
キャンペーン中は、初期費用をぐんと抑えられるチャンスなので、検討中の方はお早めに。
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この記事の内容は、執筆時での情報です。
キャンペーン内容や料金は変動している可能性がありますので、お申し込みの際は、販売サイトをご自身でしっかりとご確認されたうえでお申し込みください。