3つの銀行口座で家計管理!貯金が増える口座分けの方法を具体的に紹介

家計の管理って、どうするのがベストなんだろう?
何もわからなくて、何から手をつけていいか分からない!
細かく管理したほうがいいの? それともざっくりがいいの?

わたし自身、結婚して初めて家計を管理するようになったのですが、一体どうしたらいいのか見当もつきませんでした。

いまでこそ、銀行には月に1回しか行かず、ほったらかしの家計管理でお金を貯めていますが、以前のわたしは、「なにもわからない」状態が長く続いていたんです。

でも、わからないまま放置していても仕方ありませんよね。

とにかくなんとかしよう!と、結婚後から家計について試行錯誤と改善を繰り返していくうちにある方法に行き着きました。

それが、「口座分け家計管理」という方法です。

結論から言うと、口座を3つ準備すること。
そして、役割を与えて使い分けるということをしていきます。

この記事では、基礎的な口座分け家計管理の方法から、普段のやりくりに活かせるお金の管理方法を紹介しています。

目次

家計管理はお金の管理を仕組み化することが決め手

口座が増えると逆に手間な気がするんだけど!?
普段1つでやりくりしてるのに、増やすなんてめんどうくさい…。

なんて思ったかもしれませんが、それは逆です。
お金は目的別に分けることで、劇的に管理がしやすくなります。

それは、なぜか。

分けることで、お金の流れを仕組み化できるからなんです。

仕組み化するメリットは以下の2点。

無理なく継続できるようになる
お金も自動的に貯まるシステムが作れる

家計管理は一生もの。
だとするならば、無理なく続けられる方法を最初から導入しておきたいところ。

では、口座分け家計管理の具体的な内容に入っていきましょう。

口座を3つ準備する

準備する口座の数は3つ。

  • 収入用口座
  • 貯蓄用口座
  • 支出(引き落とし等)用口座

そして、普段の生活費用に現金を準備します。
お金が貯まる家計管理は、この3つの口座と現金で管理することがポイントです。

口座を1つしか持っていなくてたくさん開設するのは面倒だという方は、口座分け家計管理にぴったりのネットバンクを文末でご紹介していますので参考にしてみてください。

また、引き落とし口座がバラバラになっている場合は1つにまとめるほうが良いのですが、どうせ手続きをするのであれば、クレジットカードで支払えるものはカードにまとめておくとポイントも溜まってお得です。

クレジットカードのメリットはそれだけではありません。

支払いの銀行口座の変更の続きはめんどうなもの。
引き落としの数だけ手続きが発生します。

しかし、クレジットカードにまとめておけば、銀行口座の変更もカード会社への手続き1回だけで済みます。

ちなみに、収入用と引き落とし用の口座は同じでも構いませんが、分けることで以下のようなメリットが出てきます。

  • 全体の流れが分かりやすくなる
  • お金の使い道や目的がはっきりする
  • どのお金が不足しているかすぐにわかる

慣れないうちは、収入用と引き落とし用を分けておくことをおすすめします。

お金の流れを作る

管理用イラスト

お給料が入ってきたら、以下のような流れに沿ってお金を振り分けていきます。

  1. お給料を下ろす
  2. お金を振り分ける
  3. 先取り貯金を貯金用口座に入金する
  4. 引き落とし用口座に入金する
  5. 手元に残ったお金を5週に割ってやりくりする

ここから、実際にやっていることを細かく紹介しますね。

お給料をおろす

お給料を下ろす

お給料が入ったら、お金をおろしてきます。
わたしは全額おろしていますが、先取り貯金+引き落とし額でも良いです。

お金を振り分ける

お金の流れ

お金をおろしたら、支出用、先取り貯金用にお金を振り分けます。
銀行のATMの前で作業をしなくてもいいように、あらかじめ数字を控えていくといいですね!

お給料をおろしたらいったん自宅に戻り、振り分けたあとあらためて入金しに行くこともあります。

家計予算の決め方がわからないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

支払い口座には即座に入金!

生活費の引き落とし用の口座に、必要な額ほど入金します。
先にも書きましたが、支払い口座は1つにまとめると手間がグンと減ります。

わが家は、光熱費やクレジットカード払いのもの、住宅ローンなど、支払い関係をすべてを1つの口座にまとめています。

先取り貯金を入金

次に、先取り貯金用口座にお金を入金します。

わが家は、予算管理を意識しているので、貯金にも2種類あります。

普段は使わない貯金
車検や生命保険、教育費など目的別の貯金

目的別貯金については、こちらの記事にまとめました。
家計が赤字になる理由は「特別費」にあり。1年間の特別費予算を組む方法とわが家の積み立て額を公開します

目的別貯金の管理は、ほしいもの貯金箱があるソニー銀行や、目的別口座が5つまで作れる住信SBIネット銀行を利用しています。

残ったお金が生活費!1,000円札を準備する

支払い用、貯金用と予算を入れたら残ったお金が1ヶ月に使えるお金となります。

残った現金をやりくり用に分けます。

1000円札

普段やりくりするための現金を1,000円札で準備しています。
これは5週間やりくり用のもの。
1ヶ月の予算を5週間でやりくりして貯める方法。

わたしは、1週間8,000円でやりくりしていたので、1,000円札を80枚ほど準備していました。

あとは、予備費と医療費、レジャー費を現金管理にしています。
現金で管理することによって見える化できているので月末になると危機感も持てますよ。

普段の食費もクレジットカード払いという方は、この項目はスキップして構いません。
ただ、使いすぎで少しでも「見える化」したいというような場合は、一度現金管理に戻ってみるのも良いと思います。

1,000円札を大量に準備する方法

1,000円札を準備するには、以下のような方法があります。

*ゆうちょ銀行
お金をおろすときに、5万円と入力するところを「50千円」と入力すれば、1,000円札が50枚でてきます。
一度におろせるお札は100枚までです。(限度額を超えない範囲で。)

*その他銀行
銀行に設置してある両替機を利用します。
銀行により手数料に違いがありますので、事前に確認が必要です。

利用している銀行のなかに、キャッシュカード(もしくは両替機カード)があれば500枚まで無料で利用できるものがあります。
それを利用して両替えをしています。

家計管理をラクにするためにやるべきこと。

わたし自身、口座を分けて管理するようになってきてしっかりと貯まるようになってきました。
また、月末にお金が残ることも多くなってきたんです。

2021年現在は、生活費の現金管理をやめてクレジットカードで支払うようにしたりと、支払い方法も少しずつ変化しています。

しかし、基本的な部分は全然変わりません。
この口座分け家計管理が常にベースになっています。

お金の流れや管理方法に手を加えて仕組み化する。

たとえ支払い方法を変えたとしても、口座分け家計管理はお金が貯まる仕組みであることには変わりありません。

  • 支払いやクレジットカードの引き落としは1つの口座にまとめる
  • 貯金するために、貯金口座は支出用口座と別にする
  • 使い過ぎ防止のために生活費は現金で管理する

ぜひ、基本に立ち返って管理方法を見直してみてくださいね!

口座を1つにまとめたり開設したりといった手間はありますが、その時間をかけただけの効果は必ずありますよ。

口座分け家計管理におすすめの銀行口座

さて、先に書いた口座分け家計管理にぴったりのネットバンクを紹介しますね。

先にもすこし出ましたが、貯金用に住信SBIネット銀行を利用しています。

住信SBIネット銀行は、5つまで目的を決めた口座を作れます。
クレジットカードなどの引き落としにも対応できます。

これ1つで、支出と貯金を管理できるため、さらに管理しやすい家計になります。

振り込みも振り分けもネットからできるので、銀行に行く時間のない方には管理しやすくなるツールと言えます。

また、普段イオンを活用されている方なら、イオン銀行もおすすめです。
わが家は、イオン銀行+イオンカードセレクトで、生活費のすべてを管理しています。

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